ミラコエ設立への道のり
高校3年生の夏、「若者の政治離れを解決したい」という思いから学生団体ミラコエを立ち上げるまでの道のりをお話しします。
きっかけは、17歳の夏に感じた違和感でした。まもなく選挙権を得る年齢になるのに、「どの候補者や政党に投票すれば良いのか」「各政党の公約や政策は何か」という基本的なことがわからない自分に気づいたのです。
学校では議院内閣制や三権分立は学んでも、実際の政治について考える機会はほとんどありませんでした。調べを進めるうちに若者の投票率の低さを知り、将来の主権者である若者に政治を考える十分な機会を提供していない教育が一因ではないかと考えました。
そこで高校3年生の6月、「政治家の話を聞いて模擬投票を行おう!」というイベントを企画。5つの国政政党から政治家をお招きし、「もし国家予算が十兆円増えたら何に使うか」というテーマで議論していただきました。
このイベントには同志社中学校・高等学校から200名以上が参加し、複数のメディアからも取材を受けました。この経験が、ミラコエ設立の原点となりました。
未熟な高校生の発案にも関わらず、ご協力いただいた先生方、政治家の皆様、そして参加してくれた友人たちに感謝しています。この経験を胸に、大学でも活動を続けていきます!